松本地方のお正月の行事に「三九郎」があります。
1月7日の松の内が過ぎると、神飾り、門松、注連縄、目を入れた達磨などを下します。
三九郎とは、それらの品々を8日以降、地域の子供たちが集めて回り、高さ3メートルほどに組み(クリスマスツリーのような・・・)小正月の終わり(来年は1月10日)に焼く、子供の行事です。
書き初めを焼いて炎が高く上がると字が上達する、柳の枝につけた「繭玉」(繭の形に作った小さな餅)をその火で焼いて食べると風邪をひかない、虫歯にならないなどのいわれもあり、学問向上、無病息災の祈願をします。
昔は地域に子供たちもたくさんいて、他の地区の仲間に燃やされないように交代で不寝番をしたり、三九郎の中に部屋を作り、お正月の遊びや凧あげをしたそうです。
しかし今は子供の数も減り、松集めも、三九郎を組むのも親子で行っています。
先週は子ども会育成会主催で、「三九郎講習会」があり、若旦那と娘が参加しました。
講習内容のプリントには、①講師による模範指導 ②子どもだけで立てる実習・・・ とあり、私の時代にはなかったよね~とすこしビックリでした。
今日は5・6年生親子で、当日三九郎を立てる河原に生い茂っている「葦」を刈りました。
今年もあとわずかですが、皆が無事に年を越せることに感謝して、来年も三九郎で1年間の無事を祈願したいですね。
